水没車でも買取りできる！廃車する前に買取り専門店へ

自動車は、雨などの上からの水に対しては非常に強いですが、水没した場合のように下からの水に対しては、非常に弱い構造になっています。

特に、エンジンに水が入った自動車は、必ず何かしらのトラブルを抱えます。

水没車の定義について

集中豪雨などで地下道が冠水し、自動車全体が水の中に浸かってしまうことは、最近テレビなどでよく見かけるようになりました。

このように、一度水に浸かってしまうと、その場では何もないように見えても、後からさまざまなトラブルが現れてきます。

たとえば、次のようなトラブルが考えられます。

なお、ある保険会社の基準では、エンジンがすべて水に浸かった状態、または室内においてダッシュボードまで水に浸かった状態となったことのある自動車を、水没車と定義しています。

水没車でも買い取ってもらえます！

インターネットを見ると、水没車でも買い取りますと宣伝している買取業者も複数あります。

そういった買取業者は、修理技術に長けていて、水没車でも普通車と遜色ないレベルにまで復元できるとか、パーツ市場や素材市場に強い、水没車でも高値で売れる発展途上国に販売ルートを持っています。

よって、買取り後の自動車を十分に利用できるので、水没車でも自信を持って買い取ることができます。

水没車を有効に活用できないディーラーや通常の買取業者であれば、水没車の買取りは困難かもしれませんが、販売ルート等が充実している買取業者であれば、水没車の買取りも不可能ではありません。

そういった買取業者は、事故車専門とか水没車でも買取可能といったような広告を出していますから、マイカーが水没車となったために買い換えをお考えのユーザーの方は、そういった業者に問い合わせてみることが得策です。

水没車の売却で気を付けること

水没車であることは、見た目でははっきりわかりません。

よって、水没車であることを隠して売却すれば、水没車であることによる評価減を避けることができますから、査定価格を引き上げて、得をするのではないかと考える方もいるかもしれません。

しかし、プロの査定士は、ユーザーからの申告が無くても、車内の匂いやフロアマットの下やシードレール、ねじ類のさびなどの状況から、水没車を見分けることができると言われています。

また、仮に査定士が水没車であること見逃して査定して査定額を決定したが、後から水没車であることが発覚した場合、ユーザーが水没車である事実をわざと査定士に申告しなかった場合には、査定額が減額されてしまいます。

よって、水没車である事実を把握している場合には、査定の際にきちんと申告する必要があります。

水没車の買取業者の選定にはインターネットの利用が重要

かつてのように、電話帳から中古車買取業者の電話番号を探して1件1件電話をかけて問い合わせるという方法では、水没車でも買取り可能な業者を見つけることは至難の業です。

しかし、現在では、インターネットが利用できますので、そういった業者を探すことは、そんなに困難なことではありません。

また、事故車買取専門業者に対する水没車の見積もりも、水没車の状況を入力すれば、インターネットから簡単に行なえます。

水没車の売却をご検討の方は、ぜひ利用してみるとよいでしょう。

とにかく、水没車を買い取ることができるか否かは、買取業者の水没車の転売能力や修理・解体技術によります。

つまり、売る側の事情ではなく、買う側の事情によるところが大きく、その結果、いかにして条件に適合した業者を探せるかが重要になります。

そして、それにはインターネットの利用が非常に有効です。