シートの汚れやタバコの焦げ後があると査定額ダウン!
査定に出そうとする自動車に、シートの汚れやタバコの焦げ跡がある場合には、それらが査定にどのような影響を与えるかは気になるところです。
そこで、シートの汚れやタバコの焦げ跡がある自動車の査定での取り扱いについて解説します。
シートの汚れやタバコの焦げ跡は査定額に影響を与える
簡単な車内清掃で落ちる程度のシートの汚れであれば、査定額に影響を与えません。
しかし、子供のこぼしたジュースの跡など、簡単な車内清掃で落とすことのできないシートの汚れや、たばこの焦げ跡などがある場合には、査定額にマイナスの影響を与えます。
査定対象となる自動車の車種、年式、走行距離などのなどにもよりますが、そういったものがある場合には、査定額が30,000円~5万円程度ダウンすると言われています。
査定前に専門業者に依頼してクリーニングを行ったほうが良い場合
走行距離が10万キロを超えるような自動車は、査定額がゼロか非常に低い金額となるので、シートの汚れやタバコの焦げ跡があっても、そもそもマイナスにすべき査定額がありませんので、それらを査定前に除去する必要はほとんどありません。
しかし、たとえば、結構値の張る新車を購入し、5年くらい運転した後に、買い替えのために査定に出す場合には、査定の基準となる価格が高額になるので、その自動車にシートの汚れやタバコの焦げ跡があると、査定額が大幅にダウンするので、査定前にそれらを除去する意義があります。
車内清掃をクリーニング業者に依頼した場合には、普通車で1万円~2.5万円、ミニバンなど大型車では30,000円程度の費用が掛かりますが、 シートの汚れやタバコの焦げ跡が査定に与える影響は、30,000円~5万円ですので、中古車の状態によっては、専門業者に依頼して汚れや焦げ跡を除去したほうが良い場合もあります。
将来の買取に備えて汚れ対策を実施しておく
将来の買取を予定している場合には、シートなどの汚れ対策を実施しておくと有効です。
たとえば、子供などを載せて運転する場合には、ジュースなどをこぼしても大丈夫なように、座席シートに防水シートをかけておけば安心です。
また、ジュースなどをこぼした場合で、長期間放置しておくと、取れにくいしみになるので、こぼした直後に拭き取れるように、シートのすぐそばにウエットティシュなどを用意しておくことも有効です。
煙草の焦げ跡については、車内禁煙としえとくことが一番の対策となります。